退職年金資産の運用
退職年金資産の運用につきましては、「公益法人の設立及び指導監督基準の運用指針」(平成8年12月19日閣議決定)により、その基準に則り資産運用方針を策定し、資産運用委員会を中心に次のとおり執行いたしております。
①退職年金の運用資金という性格上、長期(10年~15年)の運用とし、安定的な収益構造を確立し、必要な利息収入を確保する。
②元本の安全性を保つことを考えた上で債券を中心とした有価証券による運用を行う。
安全・確実・有利に運用し、元本の回収価値が大きく変動するもの(株式等)は対象としない。
③退職金資金のポートフォリオは、国債(外国国債等を含む)・政府保証債(換金性・流動性の高い債券)等を中心に、資産運用委員会で相談・決定しています。
④デフォルトリスクを抑えるための格付けは、R&I,S&P,Moody‘s等国際的な格付け機関によって投資適格(AAA)~(BBB)格付け以上とする。
⑤運用利回り目標は、年利2.3%以上とする。
上記の運用方針に基づいて、資金は野村證券をはじめ、SMBC日興証券、大和証券等著名な証券会社に委託(債券保管・利払い・時価計算業務等)しております。
収益・給付
年度別 収益・給付の比較と推移